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 サンタの髭

 
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  新しい形

 
 
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  体温


 
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 今回、個展では展示と共にワークショップを行います。



 織機を会場に持ち込み、作品制作を通して来場者の方に自由に織ることの楽しさ、面白さを感じていただこうと考えています。



 通常イベントに出展する際には体験も、「作品制作」までには行きません。
 何センチか織っていただいて、感じていただくと言う形になっています。
 しかし、今回は作品としてある程度の長さを織っていただこうと思います。
 そうして、ひたすら自由に織ることで出来上がる作品の一体感を感じていただきたいのです。




 色の組み合わせ、素材の組み合わせ、織り方、すべてが自由。
 「織ること」が初めての方でも、「織り方」は説明を聞けばすぐに分かるほど簡単です。



 

 「織り物」というと帯や反物、マフラーなどが一般的でしょうか。
 よくあるイメージとしては、両端がきちっと揃っていて、平らなもの。
 
 つまりは「布」
 
 ということになると思います。
 しかし、さをり織りはその枠すらありません。
 布の形をなしていなくても構わないのです。
 布になっていなくても「織る」ことはできる。
 「織る」=布をつくるとは限らなくていいのです。
 ある工房では、プラスチックのスプーンや、履いていた靴下を織り込んで行った方もいるそうです。
 しかし、首に捲いてみたらそれもマフラー。
 ・・・・マフラー。
 面白い方がいるものですね。
 さをり織りは、人の想像力をどこまでも刺激します。

 

 とはいえやはり織ってみないと何が何だか分かりません。
 幅30cmほどの経糸とコットン、ウールをメインに色々な糸をご用意しておきます。
 織ってみたい素材があったら持ち込みも大歓迎です。
 詳細は以下のようになります。



 さをり織り
 酒寄剛史
 第一回個展 「呼吸」

 at yagate
 12月9日 (金)12:00~22:00
           (初日は遅くまで開けています。お仕事終わりにでも来ていただけたら嬉しいです。)

 12月10日 (土)12:00~19:00
 
 12月11日 (日)12:00~19:00

 12月12日 (月)12:00~18:00
            (最終日のみ一時間早く終了とさせていただきます。)




 さをり織り ワークショップ

 2時間 ¥3000円 (材料費込み、素材を持ち込んでも料金は変わりません。)

 ①12:00~14:00

 ②14:30~16:30

 ③17:00~19:00


 ④19:30~21:30(9日のみ)


ご予約、お問い合わせは右記のお問い合わせ先まで、ご連絡ください。


 ちなみに僕がホントにはじめて、織った作品はこちら。
 3年くらい前の作品でっす。

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by pops-fabric | 2011-11-13 10:28 | 展示会情報
 
 お伝えし忘れていたのですが、、、、

 個展期間中、作家(僕)は常に会場にいます。

 そーゆーものだと思っていたのでDMには特に書かなかったのですが、
 普通は会場にいないことの方が多いのですね。
 言われてみれば、それもそうかなと思います。

 でもでも、わざわざ展示会に足を運んでくれた方には、直接会ってお話したいし、お礼も言いたいし、
 なにより、作品をつくった本人が、「作品と共にいる」と言うことは、展示会をするうえで、
 とても重要なことだと思うのです。

 だから会期中は毎日います。

 ワークショップの為、織り機を持ちこむので、織ったりスピンドルで紡いだり、鼻歌歌ったり、
 もしかしたら木彫りをしたり、うたたねしたり?、ジャンプしたり、色々しながら過ごそうと思っています。

 皆さま、ぜひぜひ、お茶でも飲みながらおしゃべりしましょう。

 ゆるり、ゆるりと、何気なく。

 
 また、書きますね。
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by pops-fabric | 2011-11-12 00:48 | 展示会情報


 個展開催もあと一カ月を切りました。

 事前の事務作業も一通り終わり、やることと言えば、
 あとは設営当日の段取りを大まかに決めるのみとなりました。(もちろん作品制作も)


 制作を日常にすると、色んな事が見えてきます。
 それは、自分自身であったり、他のことであったり、それとのバランスであったり、、、


 仕事に対しては、プライドを持つより、誠実な姿勢を持つことの方が重要だよな~と思ったり。
 プライド(自尊心)が強すぎた20代前半は、それでよく失敗した気がします。

 いまでは、その場の流れに乗りつつ、たまには流れを作りつつ、、、な気持ちで生活しています。

 そんな日々。

 大詰め。


 やります!
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by pops-fabric | 2011-11-10 08:46 | 日常のこと



 あんなものを織りたい。

 こんなものを織りたい。

 織れば織るほど欲が出て来て、いつの間にか自分自身にとらわれる。


 
 スタッフ展用のタピストリーを織り始めたのですが、以前(麻布十番ギャラリーにて)出展した作品がどうしてもちらついて、ダメでした。
 思うがままに織れない。
 感じるままに織れない。
 どうしても考えてしまう。

 面白いものを織りたい。

 刺激的な作品を創りたい。

 みんなをわっと言わせたい。


 欲が出てきたらもうダメで
 そこにいるのは自分自身以上に他に目を向けた
 どこにも芯の無い
 もろく
 弱い
 不確かな存在。

 ならば、確かなものとは
 そう、自分。
 自分自身であった。

 もう一度、あの時の感覚を思い出す必要がある。
 思うがままに感じるままに
 素材と遊んだあの時の感覚。

 
 初めて自分の作品に題名をつけようと思いました。
 つけたいと思いました。
 どこからともなく、湧いて出た気持ち。
 織り上がる前ですが、名前は決まっています。
 多分、そうなるだろうという予感。

 
 来週から始まるスタッフ展。

 楽しみです。

 
 
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by pops-fabric | 2011-11-08 22:28 | 日常のこと
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 さをりらしい?仕立てを意識して仕立ててみました。

 房をそのまま衿の後ろに使ってみたり、端切れを裾に足してみたり。

 ZIPUPパーカーのインナーなどに合わせて着たいです。

 素材はラムウール。

 薄地ながら、独特の弾力感が気持ちいいです。

 
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 今週木曜から昨日まで、工房では「手織技術検定」の試験、講習会が行われていました。

 そこには全国各地でさをり織りを伝えている指導者の方が、講師として集まっておられました。

 受講者の方々も全国からたくさんいらしていたようです。

 お昼休みなど、工房のなかはさをりの服を着た人たちでごったがえし、それはそれは楽しい時間でした。

 そんな賑やかな時間も過ぎ、講習会も終わり、一息つきながら片づけをしていた時です。

 僕の前におもむろに現れ、深々と頭を下げ、

 「あの時はありがとうございました。」

 と言う、僕の母親くらいの女性がいます。

 誰かと思うと、それは石巻で工房を営まれているOさんでした。

 

 時間は遡り、3月8日(火)か9日(水)。

 震災があったのが3月11日(金)なので、その二、三日前に僕はOさんに出逢っていたのです。

 工房には日々色んな方が訪れるのですが、彼女もそんな中の一人でした。

 さをり織りをされている方は全国にいます。

 それこそ海外にもたくさんいます。

 それでも、さをり織りという存在はまだまだメジャーではありません。

 だからこそ、さをり織りを通して出逢った方には何か特別な連帯感の様なものを持ったりします。

 そうして、石巻にもさをりを伝えるOさんがいる。

 という事実を、僕は肌で感じたのです。



 そんな矢先の震災。


 
 二、三日前に会ったばかりの人が震災に遭った。

 Oさんが無事だという連絡はすぐに入ってきました。

 TVやラジオから被害の状況など色んなニュースも入ってきました。

 しかし、Oさんがどんな体験をしたのかは分かりません。


 ゴールデンウィークに工房の主宰が現地の状況を見に、Oさんを訪ねていきました。

 そこで見たこと、聞いたこと、感じたこと。

 工房に戻ってきてから色々話してくれました。

 
 その時、石巻の工房は営業中。

 地震は起こり、津波が押し寄せ、高台に逃げることもままならず、
 その時織りに来ていたメンバーさんと首まで水につかりながらも工房内の水の来ないところに避難し、夜を明かしたそうです。
 
 迫りくる水の恐怖。

 外の状況も何も分からない不安。

 すさまじい体験をしたんだと思います。

 それでも、助かったOさんたちはよく笑っていたそうです。

 

 想像は想像を超えない。

  
 被災されたOさんの話を聞いてはいたけど、やっぱりどこか他人事だったんだと思います。

 昨日、Oさんに会って、すべてがリアルになりました。

 Oさんにお礼を言われ、僕は返す言葉もなく、溢れ出そうになる涙を抑えるのに必死でした。

 僕がしたことと言えば、現地に向かう主宰にわずかながらの義援金を託しただけです。
 
 気の効いた一筆すらありません。

 それなのに、Oさんは深々と頭を下げ、ありがとうと言ってくれるのです。

 僕は、ただただ、一緒になって頭を下げるばかりでした。

 そして、Oさんが「生きている」という事実を目の前にし、人間の存在の強さを感じました。



 

 震災のことについてはここではまったく触れてきませんでした。

 僕みたいな人間が、たいそうに不特定多数の方の目につく場所(ネット)で、こんな大きな出来ごとについてもの申すなんて、出来やしないと思っていたからです。
 
 しかも得た情報は、「僕」のものやそれではなく、マスから流れ出るものだったり、人づてに聞いたもの。
 
 僕の中のリアルはどこにもありませんでした。

 しかし、それも昨日で変わりました。

 震災を体験された方とのたった一言二言の会話で、すべてがリアルになりました。

 もっともっと、知らなきゃいけないことがある。

 感じなきゃいけないことがある。

 
 僕はもう一歩、踏み込んで考えられるようになりました。






 いつもながらつたない文章、長々と読んでいただけて、嬉しく思っています。
 まとまりも何もない、「ちょっとおおきなひとりごと」。
 これを読んで不快な気持ちになる方がいないことを願うのみです。
 駆け足で過ぎていく毎日の中で、それでも、なにかを感じることは忘れないようにしながら、
 日々の営みを重ねようと思います。



  

  
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by pops-fabric | 2011-11-06 08:47 | 日常のこと
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 経糸と緯糸にシルクとウールを交互に入れ、質感の変化で遊んだ作品。

 仕立ての技術も徐々に上がって来ている気がします。

 この調子で仕立てて仕立てて、自分に合う形を見つけていきたいと思います。

 そう
 
 手を動かした時間は裏切らないのだ。
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 自分の織った布が


 形を変え


 身に纏う衣になる。


 織ることのおもしろさ。


 仕立てることのおもしろさ。




 織る時は内なる自分の声を聞き


 仕立てる時はひそやかな布の声を聞く。



 そうして出来た形は、人が纏うことで完成されます。

 ぜひ、実物に触れに来てください。


 
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 まずは工房のスタッフ展があります。

 11月17日(木)~22日(火)

 吉祥寺のにじ画廊にて。(12:00~20:00)


 こちらでは、僕以外の作品も同時に展示されます。
 僕の働く「手織工房じょうた」のスタッフによる4人展。
 
 ご期待ください。
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by pops-fabric | 2011-11-03 10:29 | 展示会情報
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 展示会や出店時用の什器を、実家のじいちゃんの作業場からからゲットしてきました。



 僕のじいちゃんは満州から引き揚げて来て、箒を作っては売っていたそうです。
 僕が知っているじいちゃんは、箒こそ作っていなかったけれど、いつも何かしら手を動かしては作っている人でした。
 チラシを細く丸めて繋げて、大きな籠を編んだり、木で踏み台を作ったり、はたまた梅干し、切干、ぬか漬け、白菜なんか人ひとり入れるようなおおきな樽で漬けていました。
 使うものから、食べるものまで色んなものを作っていました。
 畑では野菜も作っていたなぁ。
 
 そんなじいちゃんは、何かしら壊れたら当たり前のように自分で直していたんですね。
 大工道具がどっさり出てきました。
 画像の金づち等はもちろん、カンナやノミなども。
 日常の手仕事の風合いを携えたモノたちを目の当たりにして、僕のテンションは上がりっぱなし。


 その中から、うまく使えそうなものを数点持ってきました。

 じいちゃん、お借りしますね。

 
 少しずつ少しずつ、展示会の内容が固まってきました。
 
 冬のイベントもひとつずつ、近づいて来ています。

 まずは今週末、手織技術検定の試験があります。
 
 そのあとはスタッフ展と工房展。

 やれるだけやるのみだぜ。



 PS,前回の記事に、ハモニカ朝市の画像を少しアップしました。
    今回と合わせてご覧になってくださいね。
   

 いつも、気にかけてくれて本当にありがとう。




 
 
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by pops-fabric | 2011-11-02 02:46 | 日常のこと