今年の始めに僕は、お取扱店様募集の告知をしました。
その後、展示会をひとつ、ふたつと繰り返し、とても良いご縁に恵まれました。
自分の分身である作品を、他者に委ねるということ。
これは、モノとモノのやりとりなんかでは決して無く、もっと人の根源的な価値観や、想いや、心に共有、共感が無いと成り立たないと感じています。
そして、それがどうやって成り立ったのかと言えば、ただただ、当たり前の「会話」からでした。
形のあるモノを産み出し、扱うからこそ、形の無い物事を大切にしたいと想います。
嬉しかったら「嬉しい」と言い
楽しかったら「楽しい」と言い
分からなかったら「分からないよ」と伝えて
辛い想いがあれば「こんなことがあってね、、、」と分け合って
人と人との関係は、当たり前のことをどれだけ大切に、当たり前に出来るかで成り立っていくのかもしれません。
人は、心で身体を動かす生き物だから、心を豊かにしていきたいものです。
今回お取り扱い頂くことになった吉祥寺の「Dear Moon」さん。
オープンしてまだ半年過ぎたくらいの若いお店です。
いわゆる「洗練された」お店とは違うかもしれません。
それでも、僕はこのお店に、この空間に、あの二人に、僕の作品を委ねたかった。
いや、「委ねてみたかった」が正確かもしれません。
2月いっぱいの期間限定ではありますが、展示会とは違い常設でのお取り扱いです。
「ヒトヒトトナリ」に行きそびれたー、という方は(そうでない方も)Dear Moonさんに是非、お運びくださいませ。
そうして、お店にいる二人ともお話ししてみてくださいね。
きっと、何で僕がこの場所を選んだかが、分かって頂けると想います。
さっそくブログでも書いてくださっています。
素晴らしい文章とディスプレイに頭が下がります。
新たな第一歩は、どこの未来へ進んで行くのか。
何処へ行こうが、自分の足なら大丈夫。
まだまだ先へ、もっと未来へ。
見えない道を、朗らかに進め。