2010年 08月 23日 ( 2 )

d0162966_21133292.jpg


 織りを重ねるごとに糸の特徴を生かして織りたいと思うようになりました。
 シルクにはシルク、ウールにはウールを合わせてより質感が出るように。
 それはそれはごく自然に、当たり前のようにそうなりました。


 僕はふと思いました。
 「こうして型にはまっていくんだな」と。

 

 そこで僕は考えました。
 シルクの経糸にウールの緯糸でもいいじゃないか。
 シルクがもったいない気もするけど、そんなことより、こうして表現の幅が無意識に狭まっていくほうがもったいない。
 可能性が限定されていく方がもったいない。


 そしてやってみました。

 近くで見るとこんな感じです。


d0162966_21205230.jpg


 
 相反する素材を同居させることで、お互いがより引き立ちました。


 僕はこうゆうことがしたかったんだ。
 違うもの同士が一緒にいることで、あたらしい何かが生まれる。
 遠くから見たらそれはひとつのまとまりに見えるが、近づいてみるとそれはひとつひとつの独立体から成り立っている。
 そんなものが見たかったんだ。

 なにも物だけじゃなく、人間関係にも当てはまると思う。


 まだまだ僕の冒険は始まったばかり。
 まだまだ面白いことができる。
 見つけたら、そこから深めて突き詰めて、たまには引いて、斜めから見てみたりして。

  
 より良い関係を見つけていきたいです。



 
 
[PR]
by pops-fabric | 2010-08-23 21:29


 出来上がった服を依頼者にお渡しした夢を見ました。

 それはそれは喜んでくれて、子供のように眼を輝かせていました。

 僕は、ここをがんばったんだよ、あそこのがんばりにも気付いてくれるかな、なんて想いながらはしゃぐ彼を見ていました。

 彼は、僕の個人的なこだわりポイントになんて全く気がつかなかったけど

 「それでいいんだ」

 って思いました。

 喜ぶ彼の姿が、なによりのご褒美でした。

 とってもとっても幸せな夢でした。

 



 こんな夢を見るなんて、どんだけ想い入れ強いのだろうか

 現実はどうなることやら(笑)
[PR]
by pops-fabric | 2010-08-23 08:17 | 日常のこと