サンキューオトノハ朝市!3
3ヵ月ぶりの参加となったオトノハ朝市ですが、今回もたくさんの方に作品を観て頂き、暮らしの一部として頂くことができました。
ありがとうございます。
最近製作していて想うことがあるんです。
実用性とアート性。
ここのバランスをうまく取っていきたい。
そうして、ちゃんと、伝えたい。
さをり織りの面白さは「どこまでも自由なこと」であり、「そこに、人、が明確に存在すること」だと感じています。
それは、ひっちゃかめっちゃかのなんでもどうでもいいものではなくって。
伝え方のひとつとして、「なんでもあり」という表現を使うこともありますが、真意はそこではありません。
「なにか」にとらわれてしまっている方の「なにか」を取り除く方法のひとつなだけです。
あ、ちょっと話がずれました。
要は、僕は自分の創るものに、ちゃんと自分の「意志」を、「想い」を込めたい。
そんな気持ちが、ふんわりじんわり、浮かんで来るようになりました。
作品が売れる度、いや、値付けをする度、考えます。
この作品は、この価格だけの価値があるのだろうか。
それこそ、いろーんな角度から考えます。
お金、って大袈裟に言えば(僕には当たり前の感覚ですが)その人の生きた形だから。
頂くことに、出来るだけ誠実でいたい。
そうして、「頂く」から、「交換」する、という意識を早くもてるようになりたい。
もちろん、「頂く」気持ちは忘れずにね。
今回の市で、お買い上げしてくれた方のひとりから頂いた言葉。
「きみに投資するわ」
そうゆうことなんだと想うんです。
とっても、とってもありがたいことです。
背筋がしゃんと伸びます。
盲目にならなければ、誠実すぎることはないと思います。
僕は怠け者だから。
末っ子意識ばりばりの甘えん坊だから。
こうして、関わり合ってくれる人たちに、教えて頂いているんだなって。
できるだけ、誠実でいたいと。
いなきゃいかん、と。
想うわけです。
オトノハ朝市は今年から毎月開催となりました。
僕は毎月出店とはいきませんが、毎回お声掛けを頂けるんです。
答えは決まっていても、そうしたやりとりで、繋がりを意識できる。
とても、とても誠実な人たち。
オトノハというお店の存在を全く知らず、ふとしたきっかけでお声掛けを頂き、朝市に出店させていただけるようになりました。
アサガヤデンショから発行されているオトノハさんの電子書籍があるのですが、これがまたステキすぎて。
オトノハの日々、というブログもステキすぎて。
この人たちと関わりたい。
関わっていたい。
そんな気持ちです。
なんだか、一晩経っても市の興奮冷めやらず、つらつらと書いてしまいました。
書かなくてもいいようなこと書いてしまった気もしますが、書いてしまったので、そのまま出します。
きっと、どこかで、知って欲しいと思ってたんだろうね。
言いたかったんだよね。
さ、次回の出店も決まっております。
7月15日(月、祝) 鬼子母神手創り市。
久しぶり。
頑張ります。
画像はオトノハ朝市より。
by pops-fabric
| 2013-07-01 09:51