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 伝えたいことは後から後から湧いてくるし、創りたい形も山ほどある。

 あれやこれやと思いついては、やってみる。

 動いてみる。

 「迷ったら、進め!」

 の気持ちは、

 「石橋を叩いて叩いて叩きまくって、結局渡るべき橋を自分で壊す」

 という愚行を重ねた僕の、人生経験から得たひとつの答えだったりします。
 だけども、進んだその先に成功が待ってる保証なんか何処にもないんだ。

 それで、勢いのままに進んで、相手に思いっきりぶつかっちゃって、僕は大丈夫でも相手のダメージはハンパない、なんて、これまた愚行をしたりしてしまう、どーしようもない人間で。

 でもね、でもね、それでも僕は進むことをやめないよ。
 それで進むことを止めたら、それこそ自分しか守れないやつになってしまう気がするんだよ。
 あなたの状況も理解して、ぶつからずに、向き合うって場所に進みたいんだよ。
 共に、進みたいんだよ。

 迷いながらでも踏み出す一歩は、どんなに大きく意味のあることか。
 あの頃の僕が一番よく知ってる。

 よく、知ってる。

 だから僕は、進むよ。
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 先日、とても不思議な経験をしました。

 僕は父を8年前に亡くしています。
 野球が大好きだった父と一緒に野球をするのが僕は好きで、よく遊んでもらいました。
 そんな父が夢に出て来たんです。
 それも5~10分位のうたたねの中、普段は夢など見ることも無く、
 ましてや父が出てきたことなど殆どありません。
 
 
 天気のいい、真昼のつかの間の出来事。

 
 それは夏の暑さも和らぎ始めた夕暮れ時。
 親戚一同が集まる日で、畳の大広間には食事とお酒が用意され、賑やかな、和やかな宴の席が設けられていました。
 家の中では大勢の親族が話に花を咲かせる中、僕はその輪を離れ、庭に出て、ひとり涼みながら、オレンジ色に包まれたその空間を眺めていました。
 そうして何とも無くぼんやりしながら、気持ちの良い夜風を感じてふと横を向くといつの間にか、懐かしいその人がいたんです。

 「お父さん。」

 呼びかけようと思ったけど、なんとなくそれをしなくって、だって不思議と当たり前の存在感があって、あの頃と変わらぬ笑顔で、今までで一番穏かな表情でそばにいてくれて、言葉は無くとも、色んな会話をしている感覚があったから、僕は何にも言わず、ただ、お父さんと一緒にいました。
 
 二人でのんびりと、群青色に染まる空を見ながら、ぼんやりして。
 そうしてお父さんはふと口を開きました。

 「お父さんに会いに行ってきな。」

 穏やかな口調で、優しい表情で。
 僕に伝えました。
 言われて僕は、たくさんの親族たちはお父さんの一周忌の為に集まったんだと思い出しました。
 「仏壇に、手を合わせに行ってきな」
 ってことだとすぐ分かったけど、僕はそれをせず、
 「お父さん、ここにいるじゃん。」
 と、言おうとしました。
 でも、それも出来ずに口を閉じました。
 
 あ、お父さん、もういないんだ。。。。。

 目の前にいる父を見ながら、その存在がもうこの世にないことに気付いたからです。
 
 しっかりとした存在感で目の前にいるのに、現実は違うってことも認識していて、それがなんだか寂しくて、切なくて、よく分からない感覚がごちゃまぜになって、どうしようもなくなっていたら、いつの間にか、泣きながら目を覚ましていました。

 
 

 目覚めて、少し落ち着いてから、この夢のことを母に知らせました。
 母がお父さんの夢を見る時は、決まって「何か」が起こる前だったりするから、どうしたものかと、変わりはないかと想って連絡しました。

 そうしたら、今日、兄が帰ってくるはずだったけど来れなくなったと連絡があった、と。
 お彼岸の入りだから帰ってこれないか、と言ったけど無理だった、と。
 
 「お父さんは剛史に会いたくなったのかもね~、たくさん一緒に遊んだもんね。でも、大丈夫、いい顔してたでしょ?何もないから心配しないで。」

 諭すように言ってくれましたが、兄が来れなくなったその日のすぐお昼に僕の夢に立ったこと。
 このタイミング。
 今月は予定を開けられず実家に帰っていなかったこともあったので、僕は無理くり都合付けてお父さんに会いに行ってきました。
 お彼岸で母が綺麗にお墓を掃除してくれていたので、来月は僕が掃除しに来るからね、って約束してきました。
 
 
 こんな経験は初めてで、見た夢もすぐ忘れてしまうことがほとんどなのに、この夢だけは今もちゃんと覚えていて、とても暖かな感覚と共に今もいます。
 今もお父さんはちゃんと僕の中にいる、って思えたことが嬉しくって、この感覚は忘れたくないと想っていて。
 この繋がりを、ちゃんと繋げて行きたいって気持ちでいます。

 家のこと、土地のこと、家族のこと、ご先祖のこと、、、今まで気にならなかったことにとても興味がわいています。
 知りたいし、知っていなくちゃいけないような気もしています。

 僕という人間が、どうしてここにいるのか。

 どうして、僕は「さをり」という織り物に出逢ったのか。

 この人たちと共にいるのか。

 
 少しずつ、理由を感じていけたらいいと、想っています。




 
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 はじめての糸を使い、織る時はどうしても「常識」に捕らわれがちになります。
 (ここでいう常識は、自分が今まで見て来た物事を指してます。)

 タテ、ヨコに毛足の長いタムタム糸(モヘアの様な形状)を使ったのですが、糸から来るイメージはヴィヴィアンウエストウッドだったりセディショリナーズだったり、いわゆる「パンク」のアイコンみたくなってるモヘアのカーディガンだったり、そんなんばっかで、どうしてもその感覚から離れられなくて(その感覚のまま進むことができなくて)、最初の30cm位、かなり四苦八苦しました。

 そんな時は、未知の方向へ進む。
 したことないことをする。
 初めての糸の組み合わせ、色の組み合わせ、初めてに初めてを重ねて行く。
 初めてのことなんだから、今までの経験で対応、コントロールしきれるかと言ったら、やっぱり無理。
 だったら、その初めてを受け入れる。
 想像できない方向に進む。
 進めば答えが出る。
 形になる。
 目に見える。
 想像を超える。

 そうしてこんな、愛すべき作品が生まれました。
 
 

 
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 しかし、もっと写真うまくならなくっちゃなー







 
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 お知らせが遅くなりましたが、9月22日(日)
 毎月お世話になっているハモニカ横町のハモニカ朝市。
 今回も出店させて頂きます。


 今月の朝市はとっても盛り上がるのではないかと思っています。
 
 と、いうのも今月発売の(と言っても三週間前)「散歩の達人」という雑誌に朝市が紹介されたんですっ。
 (ついでに?僕も載ってます。)
 工房のブログで紹介してくれているので、こちらからどうぞ!


 「さをり織りでヘアバンドつくっている人」として紹介されています。。。。。。。

 がしかし、ヘアバンドの在庫がほとんどないっ!!!!!!

 という状況ですが、来て頂いた方に楽しんで頂けるようがんばります。

 
 日に日に空気も変わってきて、過ごしやすい陽気が増えましたね。

 朝市ものんびり楽しみたいと思います。

 
 朝7:00~9:30頃まで。
 (今回は最後までいます!)

 吉祥寺駅前、ハモニカ横町でお待ちしています!
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by pops-fabric | 2013-09-20 06:05


 不安や戸惑い、焦り、恐怖、、、、、色んな感情で僕らは思うように動けない時があったりします。
 自分で自分の感情に振り回されてしまったりするね。

 それでもやっぱり原因は相変わらず自分なわけで。

 どうしたらそれぞれとちゃんとやっていけるかって考えたら、答えはやっぱり「知ること」でした。

 分からないから不安だし、理解できないから悩むし、想像できないから、怖い。
 根底には、無知や無理解がありました。
 そうしてまわりが見えなくなって、動けなくなって。

 相手のことを見ていなかったんですね。
 いつの間にか、相手を通して自分ばっかり見ていたんですね。
 ただただ、その人が表現してくれる考えや感情をそのまんま受け取ればいいのに、
 そこに自分が入るとまったく見えずらくなる。
 多分、自分は自分次第だから、自分のいいように考えちゃうんだろな。
 自分の考えの枠に無いことは、自然と離れて行くんだろな。
 いつの間にか自分で自分に「枠」をつくっていたことに気付きます。

 上手くいかないときは大抵そんな時でした。

 「物ではなく、人を見る」

 と、さをり織りでは伝えています。
 ふとした時に気付かされる。
 その人をその人として、まっさらな気持ちで見れたら、多分、誰とでもやってける。
 そうして、その人や、たくさんの物事を「知る」ことができれば、
 きっと、穏かで健やかな日々を過ごせるのでしょね。
 ぼくはまだまだへたっぴだけど。
 
 
 最近抱えていたもやもやが、すかーっと晴れました。
 とても、いい、気持ち。
 ありがたいです。

 また頑張れます。

 2013年下半期。
 工房展、スタッフ展、コート展、個展、総集展、オレ展。
 楽しいことがたっくさんあります。
 
 願わくば、あなたと共に楽しみたいと、想っています。



 
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 全く昼夜逆転生活になってしまいました。
 
 我ながらこの暮らしにびっくり。

 今までで一番充実してる。

 気力、体力、共に。

 ほんとなんです。


 さ、織りましょー!





 
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by pops-fabric | 2013-09-15 03:53 | 日常のこと

 6:30起床

 昨日の仕立ての仕上げをする。
 ボタンつけたりポケット付けたり。
 リネンのアトリエコート。
 洗いをかける。
 天気が良くて喜ぶ。



 10:30~

 11月の個展会場であるBLOOMOONにてDM画像撮影。
 作品と内装の色目バランス、構図で悩む。
 結果時間切れ。
 いい画は撮れたが、まだまとまったとは言えない。


 13:00~

 お客様とオリジナルオーダーマフラーの打ち合わせ。
 まずは1時間半かけてゆっくりランチ。
 歴史ある古いものに囲まれた暮らしをしている方は、ものを見る力、感じる力がとても鋭く柔らかい。
 充実したお時間ありがとうございました。



 17:00~

 吉祥寺に戻る電車内、ツイッターにて「秘密保全保持法」の内容を知り憤慨。
 こんな法案、思いつく人間の心持ちが分からん。
 訳分からん。
 だからこそ、知らなイカン。
 と、心を新たにする。


 18:00~

 不動産屋さんにて、現在のアパート契約を2年間更新する。
 家賃を3000円下げてもらえてびっくり。
 そーゆーことあるのですね。


 19:00~
 
 BLOOMOONにてちょい反省会。
 再撮影決定。
 より良いものを目指す。


 21:00~
 
 自宅にて巻き取り。
 先シーズンぶりにウールを織る準備。
 楽しい。


 23:00~

 日課になりつつある井の頭公園ランニング。
 遅い時間帯の公園は、カップルの距離感が近く、集中力に欠けるラン、となる。
 楽しそうな雰囲気の公園を僕も楽しもう。
 のんびり走りました。


 24:00~

 経糸つくりの続きをやる前にひと休み~と、畳にゴロンとなったら小一時間ほど寝てしまう。


 25:30~

 睡魔に負けて就寝。




 色々動いて、感じた一日でした。
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by pops-fabric | 2013-09-13 09:09 | 日常のこと
 考えて考えて考えて考えて考えて、考えて。
 
 次から次へと考えなきゃいけないことがやってきて。

 ちゃんと答えを出さなきゃいけないって。

 でも、出してから動くんじゃなく、動きながら答えを出さなきゃいけないんだって。

 そういうことなんだと想っていて。

 そんな、当たり前のことを、今一度、再認識しています。


 

 人の想いは、どうしたらちゃんと、人に伝わるのでしょう。
 
 今も福島第一原発で働く方々の現状を耳にする度、涙が出ます。

 五輪のこともそう。

 僕んちにはテレビが無いから、なんとなくの情報は僕にはあんまり入ってきません。

 僕が「必要」「大切」と感じる情報が明確に、入ってきます。

 それでもやってくるんです。

 不特定多数に向けられた、情報。

 結局のところ、何がほんとかなんて分からなくって。

 それでも、前向いて歩いていきたいし、笑ってたいし、穏かでいたい。

 いろーんなことがあたまをめぐる。

 めぐる。

 めぐる。

 

 これが正解、だなんて言えやしないし、言えるようになったら、まずそんな自分を疑う。

 答えはいつも自分の中。
 
 それはいつも変わらない。

 でも、みんながそれを抱えてる。

 分かっているけど、それでも疑問は生まれてくる。


 
 僕には何ができる?

 僕には何ができる?



 半年後の未来さえ見えない僕に、いったい何ができるのか。

 つまりは、「今」を誠実に生きる。ということしかできないんだと感じています。

 それがきっと「未来」になるのだと、信じています。

 
 めまぐるしく変わる毎日に、自分だけは見失わないで。

 そう、自分に言い聞かせるよに。

 
 

 織り、創り、伝える。

 自分に出来ることを、明確に。

 

 100年前の服が今も形を保ち、服としての機能も併せ持ち、現在に存在するという事実があります。

 100年後にも残る服にしようという想いを込めて、今、織っています。


100年後の未来が、今よりももっと、心からの笑顔に溢れていることを願います。
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 文字にも想いは宿る。
 
 それは、手と筆を使い写したそれだけではなく、キーボードをタイプした「ブログ」という形態でもそうなんだと、在る方のブログを読んで感じました。


 僕は、どうしても言葉に重きを置いてしまうし、その「文字」の羅列にさえ、必要以上に意味を感じてしまう性分です。
 不特定多数に対して発しているものにも、パーソナルな感情を受けてしまったりして(ただの勘違いなのですが)情けなく右往左往してしまうこともあります。
 ただ、その表面的なことに振り回されがちな自分を意識することで、なんとかバランス保ってたりするわけです。

 いやいやいやいや、こんなことを言いたいのでは無くって、なんだったかな。


 


 そう。
 ちょっと大きめのひとりごと、と銘打ってこのブログは進めていますが、より、ちゃんと、背筋のばしてやってきたいなって想いました。
 今までのブログの内容も、もちろん今でも肯定的に見れるし、何の問題も無いのですが、しっかりと「温度」のあることを綴りたいと。
 そう、想いました。
 
 いや、支離滅裂なことも多々ありますし、一貫性も無いのは分かっていますが、それでも

 「僕」

 という人間を感じてもらえるような。

 そんな、場にしたいと想います。


 ご意見、ご感想も気軽に頂けたら嬉しいな~と想っているんですよ。
 どんな内容だって、コメントがあると嬉しいものです。
 
 すべては、僕と、あなたとのやりとりになります。

 これが「人間関係」ってやつですよね。

 ブログでも、メールでも、ツイッターでも、フェイスブックでも、そこに人の「温度」が在れば、

 人間関係は成り立ちます。

 怖がることなんてない。

 そうして世界はつくられていくんだ。

 大丈夫。

 そ。

 一歩進めば、ほら。
 
 また、新しい世界。


 


  
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 7mのタテ糸をつくり終わりました。

 明日、織ります。

 リネンで、しっかり、ゆっくりと。

 今も昔も、この先も。

 ずっと変わらない。

 おじいちゃんと孫が共有で着れちゃうような、そんな一着を目指して。


 
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by pops-fabric | 2013-09-04 01:42 | 日常のこと