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都内某海沿いのビックサイトで行われているイベントに行ってきました。
 たくさんのファッション関連の展示会なのですが、そこでデザイナーの丸山敬太さんの講演も聴くことが出来ました。

 デザイナーを志したキッカケから、ご自身の哲学、これからの展望などなどとても興味深いものでした。
 その中で心に響いた言葉をいくつか記しておきますね。
 レコードしていた訳ではないので、一言一句同じではありませんこと、ご了承ください。

・ファッションはただ着るだけの物ではなく、そこに哲学を持ち、着ることで人生が変わる経験を提供できる服を創っていきたい。
・自分がやりたいことを明確に意識し、それを人に伝えること。
・心を満たす物を創ることがこれからのライフワーク。
・色々なモノを選べる時代でありながら、右向け右になりがちな風潮がある。だからこそ個人的なことに向かいたい。
・好きなことはスモールワールド。
・やれることをやる人じゃなく、やりたいことをやれる人に。
・考える前に踏み出す。動き出す。まずは経験をしよう。

 物腰柔らかな、とても穏やかな口調で語ってくださいました。
 うん、うん、と、頷きながら僕は、なんだかゆっくりしっかり、背中を押してもらっているような気がしました。

 年が明けて、個展、二人展、オレ展、工房展と終えて、たくさんの方に出会うことが出来しました。
 どれもが意味のある、大きな出来事と感じています。
 なんだか大きなうねりが、波が来るような、そんな予感がしています。
 ここ数日も、偶然と言う言葉では表せない出逢いがありました。
 そんな出逢いを重ねて、物事は成り立っているのかも。
 人生って、そういうものなのかもしれません。
 だって、根っこのところではすでに、「偶然なんてない」ってことにみんな気がついているはずなんだもの。

 僕は僕に出来ることを、やりたいことを、心が感じ、動く方向へ。
 その先で出会える人が必ずいるから。
 僕は僕の道を進みます。

 4月の出店が決まりました。

 4月19日(日)
 ハモニカ朝市(吉祥寺)

 4月26日(日)
 オトノハ朝市(阿佐ヶ谷)

 どちらも行き慣れた朝市です。
 行き慣れた場所で、その時だけのことを。
 詳細はまた後日。
 どうぞ宜しくお願い致します。




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by pops-fabric | 2015-04-01 18:00 | 色々紹介

 以前僕の首には3つの物がかかっていました。

 ひとつはAKIKOさんのペイントによる、磨かれた屋久島の流木の破片

 ひとつは自分で削り出した木片を磨き、マクラメで包んだ欠片

 ひとつは、mina pelhonenで購入した漆塗りのアイスクリームを食べるヘラ

 人の手の痕を感じるモノが好きで、自分の手も動かして、首から下げていたそれらは今はどこかへ旅行中。

 先月期間限定でマフラーをお取り扱いくださった「DearMoon」さんでは現在、屋久杉で創られたボタンが並んでいます。(詳しくはDearMoonさんのブログをごらんください。)

 千年もの時を生きた屋久杉の端材を用いて創られたそれらは、端材とはいえ、確かに刻まれた年輪がそこに存在します。

 年輪の幅が狭いほど、木の成長がゆっくりであった印であり、
 ゆっくり成長したということは、土壌の栄養が少なかったからであり、
 それはつまり、人の手が加わっていない地で育ったという印でもあると、以前聞いたことがあります。

 僕はまだ屋久島に言ったことはありませんが、DearMoonの屋久杉を手に、いつか大きな屋久杉に会いに行きたいと想っています。
 そして大好きな「三岳」をたらふく呑んで、しこたま買い込んで来たいと想っています。

 陽気も暖かくなって来て、そろそろ桜も咲き始めそうですね。

 29日(日)は阿佐ヶ谷のオトノハ朝市に出店します。
 前回は食卓を彩るコースターをメインにお披露目しました。
 今回もちょいとひとつ、考え中です。
 現在試行錯誤中なので、うまくいったらお披露目しますね。
 お披露目したいな。
 春物コットンストールもいつくか連れて行きます。

 吉祥寺には屋久杉に会いに
 
 阿佐ヶ谷へは春の新作へ会いに

 今週末、お楽しみに。




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 現在は手織工房じょうた主宰、城達也さんの作品も展示販売されております。
 
 なにとぞなにとぞ





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by pops-fabric | 2015-03-23 12:47 | 色々紹介

 先日のブログを読み返し、まだまだ自分ちっちぇーなーと感じる部分があってですね
 文章修正しょうかなと思ったのですが、いやはや、そんな所も含めてさらけだしちまえやー
 ということで、そのまんまにしております。
 どこがどう、なんて聞かないでください。
 だって、コッパズカしいのですもん。

 さて、そんなこといいつつ、今日は仲間の紹介をします。

 「裸足でスパイス」

 以前のエントリでも紹介させてもらったのですが、スパイスも然ることながら、本人もとってもキュートでスパイシー。坊主頭がスパイシーでキュート。

 期間限定で、ハモニカ横町に出店されています。

 3月6日(金)〜19日(木)
 12:00〜19:00
 ※15日はハモニカ朝市と築地本願寺の安穏朝市に出店のため居ないそうです。

 スパイスって楽しい!を伝えてくれる井上由香ちゃん。
 朝市で出会って、ずいぶん仲良くしてもらってます。
 まったくのスパイス初心者が、スパイス売り始めて、どんどん詳しくなってる。
 おもしろエピソードもありまっせ。
 
 吉祥寺駅から徒歩0分のハモニカ横町をふらふらしつつ、裸足でスパイスに遭遇してみてくださいね。
 出会ったが最後、スパイスと由香ちゃんの虜になること間違い無しです。
 手作りフリーペーパーもめちゃおもろーです。

 さ、僕は今夜もシナモンティー、仕込まなくっちゃ!





 

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by pops-fabric | 2015-03-11 00:45 | 色々紹介

 そこは、とてもとても幸せな空気に満ちていて

 一歩踏み入れたら、一面に光が舞っているような

 そんな錯覚にみまわれるような、美しい空間でした。

 美しいと言っても、飾り着飾ったそれではなく

 時間と、人と、家と、場所と、物に

 穏やかながら、凛とした姿勢で敬意を払っているのだろうな、と。

 言葉は無くとも、そんなことを感じさせてくれる空間でした。

 あの場所に、なんとなく、でも、ずっといたくなるような

 ゆっくりと、やんわりと、確かに僕を惹き付ける。

 美しい場所。

 行くだけできっと、幸せになれる場所。

 幸せな場所。

 松庵文庫

 



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by pops-fabric | 2015-02-12 03:03 | 色々紹介

 偶然なんてなくって、すべてのことは起こるべくして起こっている

 それはきっと、想いや願いは現実化する、ってことなんだと考えています。

 出逢うべくして人は出逢うし、それは人だけではなく、モノとの出逢いもまた同じように言えるんですよね。
 あとから付け足した理由じゃないよ
 ずっと想っていた。
 ずっと考えていた。
 年数や時間じゃない。
 その想いに熱があるのなら
 自らの身を焦がすような、どうにも説明不要な感情が生まれたのなら
 それはきっと、ひとつの正解なのだと想います。
 大切だなーと想う人とは一緒にいたい。
 年数も時間も積み重ねて、一緒にいたい。
 モノだってそう。
 物言わぬモノだからこそ、時に多くを語りかけてくることがある。
  

 臆すること無く、想ったら進め。
 迷ったら少数派だ。
 人が行かない道を行け。
 そうして積み重ねた経験が今も僕を支える。


 ヒトヒトトナリで制作したコートがお嫁入りしました。
 嫁ぎ先は、吉祥寺「DearMoon」さん。
 早速ブログでもご紹介くださいました。
 店頭で展示もしてくださるそうなので、もしご興味ある方はぜひ、お店まで足をお運びください。
 今現在で、これ以上のものは無い、僕が産み出せる最高のコートです。
 いや、「僕と仲間たちで産み出した」最高のコートです。

 僕だけでは間違いなく創ることができなかった一着。
 行くべき所へ行けたような気持ちがしています。
 人との、モノとの出逢いって、本当に不思議。
 この不思議な出逢いを積み重ねて僕という人間は、酒寄剛史の作品は出来上がっていくのだな、と。
 身体の真ん中で想います。
 
 これからも精進の日々は、物創る日々は続きます。
 なんて心豊かな暮らしだ。
 頑張ります。

 がんります。

 見ていておくれね。

 がんばります。




 
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by pops-fabric | 2015-01-30 02:37 | 色々紹介

 今日はさをりの業界では有名?な吉田一郎さんと初対面してきました。
 といっても、ギャラリーに行ったら「居た」ってだけで、会いにいった訳ではなく、展示を見にいったら本人とも初対面してしまった。という話なのだけれども。

 会場はいつもの「ギャラリー 繭」

 作品は何度も見させてもらってて、「おもしろいものつくるひとだなー」と思ってました。
 布はさをりの面白さ前回で、仕立ても良くって、作品も素晴らしくって、でも、ものと同じくらい「人」が気になる僕にしたら珍しく、「会ってみたい」と思わない人だっただけに、なんとも偶然出逢えて、しかしながら、これもまた大きなご縁と思わざるをえないような出逢いになってしまいました。

 「どんな経緯でさをりを始めたのか」

 という僕の質問を皮切りに話は進み進んで、場も和んで?来てふとした考えがよぎりました。

 僕の作品も見てもらいたい。
 吉田さんはどんな反応するんだろう。

 たまたま持っていた僕の作品をおもむろに取り出し、見ていただきました。
 そうして、それがまた最新作。
 僕にしたら、「なかなか面白いの織れたぞ。」という、ものでした。


 結果、吉田さんから出た言葉は、ズシリと僕の心を打ち抜くものでした。

 
 それは、良いや悪いの類の言葉ではなく、僕の奥底にあるものをぐぐぃと持ち上げてくるような言葉でした。
 僕ですら気がつかなかった自分のこと、廻り廻って、それでもまだ、僕は変われていないんだな、と思わざるをえない、核心を突いた言葉でした。
 

 「そんな器用なら、もっと不器用に生きたらええのに。」

 「自分出して、やったらええのに。」


 この言葉を聞く為に、今日、僕はここに来たんだな。
 そう言う事だったのか。
 だから僕は、ここに来たんだ。

 そう、想いました。


 自由に、自由に、その時々にやりたいことを、やりたいように。
 織りたいものを、織りたいように。
 そう言って、そう想いながら手を動かしてきました。
 そうして、僕の世界はどんどん広がって行くように感じていました。
 しかし、吉田さんの言葉は、ずしーんと僕の心に響きました。

 「何の前後も知らんと、想った事言ってるだけやからな〜。」
 
 と、本人は変わらずひょうひょうとしていて、でも、だからこそだよなーと、思いました。
 想った事をそのまんま口に出してくれる人が、(しかも初対面の相手に)どれだけいようか。
 ありがたかったです。
 憑き物が落ちた、訳ではないけど(もともと憑いてないから)とても晴れやかな気分になりました。
 そうしてギャラリーを出て、自転車にまたがり、僕はニヤニヤしながらつぶやきました。
 
 「くっそ〜、吉田一郎め〜」

 

 
 そうして次は、青山一丁目 津田千枝子さんの作品を見に「八木」へ。

 というのも、津田さんは先日お話しさせていただいた「田中昭夫さん」の事をお知らせくださった方だからなのです。
 これは直接お会いして、お礼を一言と想い、行ってきました。
 そうしたら、これまた見たことある方がいらっしゃると。
 まさかまさかの、田中昭夫さんがいらっしゃいました。 
 田中さんにもご挨拶させていただき、津田さんにもお礼を述べ(田中さん本人を前にして気恥ずかしいったら無かったですが)、僕は一人、「偶然とは続くものだなー」と想いつつ、感慨深く作品を見させて
頂きました。
 津田さんは、型染めの作家さんだそうで、今回は帯だけれどもストールやらタペストリーやら、色々なものを染めるそうです。
 「染めは布の上にのせるものだから」
 と謙遜されていましたが、いやはや、奥深く、楽しい世界でした。


 京橋、新橋、青山、千駄ヶ谷、新宿、阿佐ヶ谷、とフラフラ自転車での移動はこれまた気持ちよく、心も身体もスカッとした休日でしたとさ。

 
 

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by pops-fabric | 2014-12-09 20:41 | 色々紹介

 先日、僭越ながら少々語らせていただいた「正藍型染師 田中昭夫」さんの展示会が無事終了されました。
 結果、予想を上回りすぎるほど?の好評を得たそうです。
 生意気ながら、僕もとっても嬉しいです。
 自身も創り手の端くれですので、田中さんのような仕事をされて来た方がこうして人に「伝わった」ことがとても嬉しい。
 がんばらねば、もっともっと、背筋伸ばしていかねば。
 
 急遽企画された「田中展ツアー」のレポもけろ企画さんのブログにアップされております。
 僕が撮れなかった写真もたくさんあります。
 ぜひ、みなさんご一読ください。

 「けろ企画」さんのブログ

 今後、頒布会の予定をたててくださっているようです。
 要チェックや!


 
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by pops-fabric | 2014-11-17 12:12 | 色々紹介

 「これね、炙り中トロ☆」

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 もとオサレ金太郎飴職人してた身からすると、とっても似たような技法を使って産み出される「もっとオサレなポリマークレイアート」に心躍らせたのはかれこれ3年前でしょうか。

 吉祥寺中道通りも奥過ぎた、ギャラリーリテイルさんで出逢いました。

 鈴木雅子さんの作品は、毒々しく、ポップ。
 鮮やかな色使いと、コミカルなモチーフ選びは、僕の感覚にスビバシ刺激を与えてくれました。
 見ているとなんか、とってもニヤニヤしちゃう。
 それこそ、僕が女の子だったら、「ここからここまでください!」って両手広げてしまうような感じ。
 今日も一年ぶりにお会いしつつ、相変わらず魅力的な作品に心撃たれてきました。
 仕事の休憩中に伺ったのでゆっくり出来ませんでしたが、それでもたまらん時間でした。

 会期もあとわずかですが、色好き、アクセサリー好き、グロカワ好きの女子たちにはぜひ直接見て欲しいと思います。

 詳しくは「ギャラリーリテイル」さんのHPで要チェックお願いします。

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 なんか、最近、人のお知らせばかりしていますが、それほどに素晴らしい創り手さんとお会い出来ています。
 嬉しい事です。

 さて、来週からは吉祥寺糸モノまつりが始まります。

 「今年は個展しません!」と言い張っていた僕ですが、手織工房じょうた関連イベントでちょいちょい作品出品致します。
 来週末はみなさん、吉祥寺へレッツカモン!な状況です。
 僕自身の制作も追い込み中です。
 自分でも面白がりながら、新たな自分を感じつつ、あの頃の自分を感じつつ、手を動かしています。
 新作、出します!
 お楽しみに!!!!
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by pops-fabric | 2014-11-14 21:44 | 色々紹介

 かねてから行きたかった、正藍型染師 田中昭夫さんの展示を見てきました。
 (田中さんについて詳しくはこちらのブログを色々とご参照ください。僕もこのブログで知りました。)

 僕は藍染めには(というか染めには)まったく詳しくありません。
 それでも、田中さんがどれほどの仕事をして今に至るのか。
 展示を見たら、想像する事は難しくありません。
 こんな人が、今の世にまだいたのか。
 言葉では言い表せないくらいの感情がわいてきました。
 藍をたて、染めの型紙を自ら彫り、染める布は手紡ぎ手織りのものを国内外から集め、染めに関する全てを自ら手作業で行ってきた田中さん。
 作品はもとより、作業場を見せていただいたときはどうにも泣けてきてしまってしょうがありませんでした。
 古びた民家の一角で、世間からは見向きもされず、正当な評価も得られないまま、それでも自分の想う染めを、実直にされてきたのだと感じました。
 それこそ、馬鹿正直に、一筋に貫いてきたのだと。
 この場所で、この人は、自分と、染めと向き合いながら50年以上生きてきたのか。
 素晴らしい手仕事を目の前にして、僕はただお礼を言う事しかできませんでした。
 がんばってくださいなんて、口が裂けても言えない。
 どんな言葉も、まったく意味を持たない様な気がしました。
 それこそ、ありがとうございます、という言葉だって。

 田中さんからしたら、自分の想う事をしてきただけなのかもしれません。
 それでも僕は、田中さんに感謝しました。
 哀愁漂うその姿からは「職人」の威厳のようなものは感じられませんでしたが、それでいいのだと想いました。
 言葉の節々からにじみ出る、創り手の年月の存在だけでもう、充分説得力がありました。
 写真を撮るより、ちゃんと真っ正面で田中さんの言葉を受け止めたい。
 どんな表情で、どんな言葉を使って、ご自分の仕事を語るのか。
 一言も聞き逃してはいけない。
 そんな気持ちでいました。

 川口のアートギャラリーアトリアでは、作品と共に作業風景の映像も見る事が出来ます。
 会期は16日(日)までですが、興味とお時間がある方はぜひ、お運びください。
 まだ、完全に火が消えた訳ではありません。
 モノと人が存在する限り、必ずそこには温度があります。
 それを直接感じるだけで、充分意義のある展示会だと思います。

 詳しくは「けろ企画」さんのブログでもろもろご確認ください。

 今日もまた、背筋が伸びる一日であったことに感謝します。
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by pops-fabric | 2014-11-13 23:25 | 色々紹介

 買い付けの旅から帰ってきたという知らせを受けて、渋谷novoreの火曜日のお店「le biais」へ。

 
 器だけでなく、服のセレクトもしているのですが、店主曰く
 「器に合う服を選んでいる」
 とのこと。

 そんな視点でセレクトされた服なんて聞いた事ない。
 器の事を嬉々として話す店主の興味はここから何処へ向かうのか。
 今回の旅でセレクトした器は、棚に片付けた時の横から見える面の美しさも意識したのだと。
 
 う〜ん。
 面白い。

 週に一度、火曜日のみの営業ですが、器に興味のある方ならきっと楽しめると思います。

 ぜひ。


 

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by pops-fabric | 2014-11-12 00:03 | 色々紹介