2014年 02月 25日 ( 1 )


歯を食いしばりながら、泣いてはいけない、泣いちゃダメだ、って想いながら観ました。
それでも溢れ出てくるものは、どうしようもない、やるせない想いからでした。

沖縄と基地の問題。

ずーっと言われていること。
そして、誰もが耳にしたことはあるであろうこと。
でも、遠く離れた島国でのようなこと。

そんな意識が根底にあるから、この問題はずっと続いて来たのだと思います。
続いて来てしまったのだと思います。

「オスプレイ反対!」
「基地はいらない!」

抵抗する人は、みんな、抵抗したくてしているんじゃない。
ただ、穏やかに暮らしたいだけで。
でも、そんなささやかな願いも叶わない状況になるんなら、声を上げるしか無い。
立ち上がらざるを得ない。
そうやって続いて来てしまったのだと思います。

オスプレイ配備が決まって真っ先に基地の入り口に座り込み、抵抗したのは、悲惨な沖縄戦や復帰後の苦しい経験をした世代の方々でした。
反対の意を表し、説明を求め、でも、防衛局からくる答えはまったく納得できるものではなく。
どうあっても進んでしまう話を止めるにはもう、実力行使しか無い。
なんて悲しい選択でしょう。
でも、それほどに「日常が変わってしまう」事柄だから。
自分たちの苦しみを次の世代に残したくないから。
役所の方々は仕事の任務かもしれない。
でも、暮らす、暮らして行く人々にとっては歴史的な任務なんだ。

これはもはや、いや、すでにそうであったはずなのだけれど。
他人事じゃない。
ようやく、我が事とすることができました。

僕にも田舎があります。
じいちゃん、ばあちゃんが耕し、今は母が耕す畑があります。
土地があります。
家があります。
人がいます。

想像すれば、すぐ分かる。
この映画から伝わる状況がどういうことなのかって。

僕に出来ることを探しながら、ひとつずつ、して行こうと思います。



意識がなくとも、興味さえあれば。
興味を持ってもらえたら。
まずは知ることから。

「標的の村」
ポレポレ東中野にて、3月7日まで。
JR東中野駅から徒歩一分、線路沿いのビル地下2Fにある映画館で上映されています。

詳しくはこちらからどうぞ。
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by pops-fabric | 2014-02-25 10:42 | 色々紹介