2010年 06月 24日 ( 2 )

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 赤い経糸で織ってみました。
 ただ、同じ赤でも色んな種類の糸をひとつにいっぱい入れたり、一本だけにしたり、わざと間を空けて入れたり同じ糸だけ並べてみたり、 全く違う素材の糸を入れてみたり。

 遠くからだと同じように見えても、そっと手に取るとまったく違った表情をした糸たちに気付く。
 ゆるくたわんでやわらかいところ。何も変わらず平坦なところ。同じような奴らで固まってでっぱっているところ。平坦に見えて、触れてみるとザラザラゴワゴワしているところ。

 色んなところがあって、まるで人間の社会のようだなぁと想いました。
 
 まったく同じ糸は無くって、もちろん同じ人もいなくって、それでもひとつの布は形作られて、人間社会も成り立っていて、それぞれが生きている。

 我ながらいい織りができたと思いました。

 明日はとあるブランドのディレクターと会合があります。
 次回のコレクションで何か一緒に出来ればと思っていると声をかけてくださいました。
 とりあえず、今まで織ったもの、創ったものたちを連れてお話してこようと思います。
 彼の眼には僕のさをりがどう映るのか。
 アパレルの知識も服の知識もまったくない人間が感情のままに織った布が、服を学問として学んできた人間の眼にどう映るのか。
 僕のさをり自体試し試しだってゆーのに、どんな結果が待ち受けていることやら。
 楽しみです。


 しかしディレクターってどんな仕事してる人なんでしょうね?(笑)


 
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by pops-fabric | 2010-06-24 18:34
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織った布を縮絨するのがとっても楽しいです。

 素材によって縮んだり縮まなかったり、めちゃめちゃ縮んだり。
 
 同じ素材でも織り方によって全然違った表情が出る。

 均一なものを作ろうとしない。

 目指すところは別にある。

 どれだけの人たちと共有できるのだろう。

 より伝わりやすい形で表現していきたい。

  
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by pops-fabric | 2010-06-24 02:26