納品を終えて
手創り市出店も無事終わり、なだれ込むようにオーダー作品制作に向かい
昨日、全作品の納品を終えることができました
できる限り直接のお渡しをさせていただき
作品をひと目見たときの第一印象の反応を感じる
そのことが僕を大きく成長させてくれている感覚があります
面と向かって、一対一、個 対 個の状況でのやり取りをさせてくれる
こんな僕のわがままを聞いてもらえてとってもありがたかったです
わくわくとドキドキと、心地よい緊張とともに
初めての感覚を覚えながらの制作でした
僕だけでは織れないものを
tsutaeとあなたで作りたい
そうして、あなたに寄り添うものを創りたい
そんな想いをもって企画したオーダー会
本当にやってよかったです
今回に限らず、場を設けるということは、楽しみなのだけれど、とってもエネルギーを必要とします
精神的にも、制作としても、経済的にも
それでも、やりたいという想いと、やる、という事実と
結局僕は何をもとめてオーダー会をしたのかと問われれば
「人との関係性の構築」
だったのだなぁ、とおもいます
築くのは大変なのに、無くすのは簡単で
だからこそ、臆病になってでも、相手をおもいたい
僕の制作の一部に必要な時間だったのです
全てが違う内容のオーダーに対する制作をしながら
色々な世界という答えが見えてきました
人と関係を築く仮定はまるで旅のようだ
僕をとっても豊かにしてくれる
願わくば、オーダー品の完成を待つ時間もまた、そうであっていただけたら、なんて贅沢な考えですね
ここからまた、新しいものが生まれそうな予感です
「どこにでもあるけれど、ここにしかないもの」
うん
次の展示会が楽しみです
by pops-fabric
| 2016-10-08 12:30
| ひとりごとのひとりごと