「工房からの風」へ応募して


先日、「工房からの風」という10月に行われるクラフトフェアに関わるトークイベントに参加しました。

これまでの出展者さんとこれから出展、応募を検討している方々とが参加される会でした。

僕の周りの創り手には「工房からの風」出展者が多く、あの人も、この人も、あれ、実はこの人も出ていたの?何てことがあり、自然と僕自身にとっても身近なイベントのひとつでした。
去年は「大住潤さん」が出展されたことで、より身近な存在になったことは記憶に新しい出来事です。

そうして、僕も「工房からの風」に出たいという気持ちを自然と抱くようになりました。

これまで3度、工房からの風の会場に足を運び、場の空気を感じ、出展者の方々とお話しをさせてもらい、会場のお客様方の存在を受け、いつも同じ気持ちになっている自分がいました。

ここはなんて幸せな空気なのだろう。
なんて優しい場所なのだろう。
目頭が熱くさえなりました。

創ることに真剣な人たち、人生の軸をそこに置いた人たちと、その人たちと共に生きようとする人たちの存在は、僕が求めていた世界を感じさせてくれました。
そして、僕はこの世界の住人なのだと、再認識せざるを得ませんでした。

創ることは生きること、そして喜びと共にあること

そう思って生きていますが、創ることとの関わり合いは人それぞれです。
それでいいし、それがいいとも想っています。
創ることがもっともっと身近になればいいし、「創る」という行為自体に意味や価値を感じられる人をもっと増やしたいと想っています。
この想いと共に、自ら創りながら、織ること、創ること、考えることを伝えがなら気がついたこと。
それは、どうしたってやっぱり僕は「創る人間」なのだということでした。

織りと共にある暮らしを始めて6年目。
僕は独立を決めました。

創ることと共に生きたい。
生み出すことをしていきたい。
根っこにあった想いが溢れ出てきたのです。

そうして、創ることに、暮らしに、人に、自分自身に真正面から向き合おうと決めた時、ようやく「工房からの風」に応募できると思いました。

冒頭のトークイベントは応募開始の一ヶ月ほど前。
そろそろだな、と確認しようとサイトを見たらこんなイベントが。
たまたまお休みと重なり、これは行くしかないと、勢い勇んで参加してきた次第となったのです。

そこで、「工房からの風」会期中とは違った場で過去の出展者さんたちと、今後出展を予定されている方々と出会い、運営の方々と出会い、直接それぞれの想いや考えを伺うことができました。
すると、少し違う考えが生まれてきました。
それは、「工房からの風」に出られなくっても大丈夫、という気持ちでした。
創る人と、その創る人の周りにこんなに真剣な人たちがいるならば、僕は今年出られなくっても大丈夫。
もちろん出る気まんまんですし、僕には今年出る必要があるのですが、もし出られなかったとしても大丈夫。
素直にそう思えました。
僕以上に今年出る必要がある方がいたという、ただそれだけの話のような気がしたのです。
なんだかとっても不思議。
出たいのだけど、出れなくってもいい。
こんなこと、本当はこういった場には書かないほうがいいのかもしれないけれど、本当に思ったし、だからここに留めたいと想いました。
去年、工房からの風に大住さんが出展決まったと聞いた時。
僕は本当に、本当に嬉しかったのです。
だからここに書きました
それと似たような感覚でしょうか。

「工房からの風」の存在は、出展の可否に関わらず、すでに僕の活動を肯定してくれていたのです。

なんだかそんな気がしました。

想いの丈を詰め込んだ応募用紙はもしかしたら見ずらいかもしれません。
やり場に困るかもしれません。
それでも、僕には僕のできる限りの伝え方をするよりほかありませんでした。

もしもご縁があれば、流れる水のように物事は進むのでしょう。


だから僕は、今日も自分にできることを

自分の真ん中がしたいと想うことを

明確なだけ明確に、よどみなく、迷わずに

生きていこうと思うのでした


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