織り始め オーバーショット




 僕は織りの中に見たことの無い世界を見たくって。
 例えばどこかで見たことのある織り模様であったとしても
 それを「僕」という人間を介したら、どうなって現れるのか。
 それが一番見たいんですね。
 だから、実はその結果が「ありふれていてもいい」んじゃないかなって。
 どこかで少し思っています。
 むしろそれは、安心に繋がるんじゃないかって。

 僕は特別な人間なんじゃないかって思う反面
 そんな人間こそありふれているんだぜって思う。
 特に「表現」の世界には、それこそ。

 だから僕は、いっそのことありふれたい。
 真っ当に人の道を歩みたい。
 それこそなかなか簡単ではないのだけれど。
 意志を持って歩みたい。




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