もうすぐ都知事選、投票日。


先日、今回の東京都知事選立候補者の街頭演説を聴いてきました。

田母神さん、宇都宮さん、細川さん。

それぞれに、それぞれ、想うこと、感じること、たくさんありました。

以下、それぞれのスピーチを聴いた印象を元に、僕の主観のみで感想と意見を述べていきます。
たくさんの感情が生まれたので、所々刺激的な表現があるかもしれません。
不快な気持ちになってしまう方がいたらごめんなさい。
でも、ほんとの気持ちなんです。
臆することなく、政治のことを口にする。
当たり前のこととして、我が事として考える。
まだまだまだまだ、僕は途中です。
だから、自分の考えを再認識するためにも、こうして文字に残したいと想います。
お付き合いいただければ幸いです。

では、続けますね。


1月29日(水)
先日の名護市長選に引き続き、世界からも注目の集まる(と言われている)東京都知事選。
ネットや新聞から得る情報だけでなく、直接候補者の生の声を聞くべく、熱を感じるべく、街頭演説を聞きに行って来ました。


(まずは7:00。中野駅前で「鈴木たつお」さんが演説をされるという事で向かうが、7:30になっても本人現れず。ビラだけいただいて次の現場へ向かう。残念。ということで、ここは省略。)

8:00
東京駅、丸の内口。

田母神としお候補。

「日本はいい国だ。」
といって航空幕僚長をクビになった人だそうです。
僕自身、前情報では、田母神さんに対しては全くいい印象はありませんでした。
原発推進、放射能は危なくない、むしろ身体にいいとまで言い放つ。
非科学的な情報に左右されてはいけない。などなど。
なんなんだこの人は?!
正気か?!
とまで思っていました。
それだけではありませんが、諸々の主張がまったく理解できませんでした。
それでも、聞ける話は全部聞く。
そんな気持ちで行ってきました。


まずは本人の演説の前に、たくさんの応援演説がありました。
その中、田母神さんは一生懸命手を振って、ビラをもらってくれた通行人の方と握手をしていました。
サービス業出身の身からすると、握手する時も白い手袋をしたままなのがとても気になりましたが、やっぱり寒いですし、手も荒れるし、しょうがないですよね。
無言で必死に右手左手と振られる手からは疲労の色が見えました。
不快感というよりは、「やっぱり大変だよな。」という気持ちが芽生えました。

しかし、一番印象に残ったのは、田母神さんのすぐ近くで
「本人がここにいますよー!」
とただ一人、声を枯らせて笑顔でビラを配る男性の姿でした。
こんな人が一人でもいるってだけで、田母神さんは十分幸せ者だ。
「危険人物」と言われようが、幸せ者だ。

肝心の演説は、ネットで見ていたものと変わらず、心を打つこともなく。
唯一期待していたのは、田母神さんにも「熱」はあるはずだ。ということでしたが、それも感じる事が出来ませんでした。
立候補なんて大変な事をしているのだから、それぞれに「想い」があるはず。
そこに「本気の熱」があるはず。
そう想っていましたが、ダメでした。
少なくとも、僕には伝わってこなかった。
残念。


次は12:00。
東京駅八重洲口。

宇都宮けんじ候補。

僕にとって今回のメインとなる候補者。
脱原発を筆頭にブラック企業への対策、待機児童の問題、年越し派遣村の改善などなど、明確に、丁寧に政策を展開しておりました。
なんで、田母神さんの言葉は弱くて、宇都宮さんの言葉は響くんだろう。
それは、言葉の使い方でした。
田母神さんは語尾が「○○しようと思います。」が多かったのに対し宇都宮さんは「私が都知事になったら○○をします。」と言い切りが多かったです。自分が動いて成す事に対しては言い切り、人を動かして成す事には○○しようと思う。と余白を持った表現をしていました。
田母神さんのところにはなかったカンパ箱もありました。
それを見て思い出したのは、参院選の三宅洋平さんの言葉。

「本当に応援したい立候補者なら、飲み会一回我慢してそれを政治献金としてカンパしてやってほしい」

僕はすごく納得したんです。
自分がカンパすることで、よりその候補者に意識が向く。
なにかあったら、「どうしたどうした?!」と心配になる。
選挙に行くなんて当たり前すぎるから、これからは
「カンパするほど、政治に真剣になる」
の姿勢で向き合っていきます。
お金ってとても大切。
僕の展示会で得たお金、利益。
これからの活動で、制作で返して行きたいと考えていましたが、政治にも投資して行きたい。
だって、僕が得たお金は、みんなが汗水流して、時に嫌な想いもして、でもそれでも、って頑張って得たお金だから。
だから、みんなの為に使いたい。
この人なら!って候補者にカンパすることは、みんなの為になることだと想うから。
まだまだまだまだ、暮らしは楽じゃありませんが、大切な事だと想うから、ちゃんとした使い方をしようと想います。

ということで、宇都宮さんにカンパさせてもらってきました。
(大した額ではありませんが)


そうして次は15:00

吉祥寺駅前

細川護煕候補。


もう、すっごい人だかり。
注目度の高さを感じます。
でも、なんでこの人に注目が集まっているのか。
僕ははたはた疑問でした。
聞こえてくるのは「脱原発」の言葉だけ。
それも具体的な内容はまったくなく。
小泉さんがいるから?
元総理二人がタッグを組んだから?
いやいやいやいや、そこは重要じゃないでしょー。
結局僕は、その人から出る「熱」「温度」ってやつにとても重きを置いています。
だから、細川さんがどれだけ本気な人なのか。
それが知りたかった。

結果、Twitterでもつぶやきましたが、ほんと、ぺらっぺらでした。
表面的な事ばかりで、何にも芯に響いてこない。
僕みたいな知識も何も浅い人間にそう思わせるくらいだから、相当ではないでしょうか。

「脱原発を具体的にどう進めて行くか記者に聞かれたって、そんなのすぐに答えられる訳がない。専門家に任せて進めて行く。リーダーの役目は具体性を出す事じゃなく、方向性を示す事でしょう!」

とは、細川さんの言葉。

その後小泉さんの応援演説。

「小泉あんた、首相の時は原発推進だったじゃないか。あれはどういう事だったんだって言われる。でも、あれは専門家の言う事信じてやってたからだ。安全だって言うから進めていたけど、3.11があって、事故が起きて、自分で色々調べたら、原発はこんなに危険な物だと分かった。そうと知ったら、これは放っておけない。どうにかしなくては。でも、自分が出ようとは思わなかったね。そんな時に、細川さんが出るって言ってくれたから、それなら応援する、といってこの場にいます。」


何を言っているんだこの人たちは。

そしてもう一方、瀬戸内寂聴さんがいらしていました。
二人の話を聞いて寂聴さん。(二人の演説の前に少しだけお話をされていました。)

「二人のお話を聞いて、これはもう一度話さねばと想ってきました。このお二人には情熱があります。だからこの人なら大丈夫。だからみなさん、よろしくお願いします!」


いやいやいやいや、寂聴さん。
情熱を持っている人が、「自分でやる気にはなれなかった」とは言わないでしょう。
専門家の話を聞いて進めて失敗した人が身近にいるのに、(小泉さんはその失敗を認めてはいませんが)「具体的なことは専門家に任せてやってもらう。」とは言わないでしょう。

なんなのでしょう。
僕の見方が偏っているのでしょうか。
それでも、周りの聴衆からは拍手が起こります。
訳が分からなくなってきました。
なんでこんな話に拍手が出来るの?
ほんとに感動しているの?
脱原発ならなんでもいいの?
細川さん、小泉さんの言ってる事、ずっと前から山本太郎さん、言ってたよ。


日本の選挙はいつから、「人気者決定戦」みたいな事になっているのでしょう。
選挙戦っていうと、戦術(選挙参謀がいる)があって、それはマスコミの使い方もあったりして、印象操作やらイメージ戦略やらもあって、もう、ほんとに何がほんとか分からなくなってくる。
NHKの期日前投票出口調査では舛添氏有力、40%以上が指示と言われているそうな。
でも、街頭演説では拍手もまばら、町中練り歩きでは人が集まらずひとりぼっちになっている画像がyoutubeに出てたりして。
組織票を持っている候補は、投票率が上がると自分の獲得票率が下がるから、投票率が上がると困るらしい、とか。

僕には細川さんが小泉さんに操られているようにしか見えませんでした。
脱原発候補一本化の話もありました。
もしかしたら、細川さんに一票のほうがいいのかもしれないってことも知っています。
でも、自分の持っている一票は自分の姿勢だと想うから。
だから、細川さんとは進めない、と想いました。

政治に対して、世の中に対して、僕はどんなスタンスで生きるのか。
これからの僕たちの為に。
これから生まれる人たちの為に。
何が出来るのか。
ちゃんと胸張っていきたいだけなんです。

・・・・どんどん支離滅裂になってきました。
ごめんなさい。
なんにせよ、僕は、流れてくる情報だけに頼らず、自分の足と、目と耳と心使って得たものを軸として生きてきたいです。


ながながとお付き合い、ありがとうございました。
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