愛すべき作品
はじめての糸を使い、織る時はどうしても「常識」に捕らわれがちになります。
(ここでいう常識は、自分が今まで見て来た物事を指してます。)
タテ、ヨコに毛足の長いタムタム糸(モヘアの様な形状)を使ったのですが、糸から来るイメージはヴィヴィアンウエストウッドだったりセディショリナーズだったり、いわゆる「パンク」のアイコンみたくなってるモヘアのカーディガンだったり、そんなんばっかで、どうしてもその感覚から離れられなくて(その感覚のまま進むことができなくて)、最初の30cm位、かなり四苦八苦しました。
そんな時は、未知の方向へ進む。
したことないことをする。
初めての糸の組み合わせ、色の組み合わせ、初めてに初めてを重ねて行く。
初めてのことなんだから、今までの経験で対応、コントロールしきれるかと言ったら、やっぱり無理。
だったら、その初めてを受け入れる。
想像できない方向に進む。
進めば答えが出る。
形になる。
目に見える。
想像を超える。
そうしてこんな、愛すべき作品が生まれました。
しかし、もっと写真うまくならなくっちゃなー
by pops-fabric
| 2013-09-21 11:55
| さをり織り作品