期日前投票を終えて。



 僕自身、今回の選挙ほど真剣に向き合って投じた1票はありません。
 それはなぜかと言われたら、今回の選挙の意味深さもさることながら、今までの僕の意識が希薄だったからなんだと思います。
 もちろん今までも投票には行ってました。
 わざわざ白票出しに行ったこともあります。
 でも、それもここ数年のこと。
 選挙権を手に入れてから選挙の度に~というわけではありません。




 僕の地元には、選挙の度に「〇〇党よろしくな!」と言ってくる熱心な友人がいます。
 彼と話をしながら、
 「俺は詳しいことは分からない。でもお前の話はよく分かる。だからお前に一票入れる気持ちで投票行くよ。」
 そんなこともありました。
 そこには、間違いなく信頼関係がありました。
 

 しかし、今回の選挙。
 僕なりに情報を集める中で、彼の意見と僕の意見は違いました。
 僕の中で「無し」のことが、彼の応援する政党が推進だったんです。
 
 「ほんとにお前、それでいいのかよ?!」
 「政党はそうかもしれないけど、お前自身はどう思ってんだよ?」
 
 僕はすごく不安になりました。

 彼には子供が二人いて、奥さんのお腹には三人目の命が宿ってて、自営業で親父の後継いでがんばるんだって誠実に、真面目に働いて、生きてて。
 関係ないかもしれないけど、誰が捨てたかも知れない道端のゴミを拾って帰るような奴なんです。

 そんなやつが、それ、支持しちゃうの?
 ほんとに?
 
 
 僕らの暮らしが根幹から揺るぐであろうTPP参加、改憲、原発推進。
 
 知れば知るほど、「おかしいよそれ」ってなる。

 僕より絶対色々勉強もしてるし、守るべきものが多いあいつがそんなの支持するはずなくないか?

 そう思って、地元にいる彼と電話で延々話しました。


 それは別に、おまえは間違ってる、とか、この方がいいよ、とか、そんなこと言いたいわけじゃなくて、俺はこういう考えがあって、おまえのことが心配になっちまったんだよ、ってことを伝えたかったんです。

 僕は僕でまだまだ、全然まだまだだけど、少しずつ自分なりの意見が出来て来てる。
 彼にも彼の意見がある。

 ただ、一票を入れるってことは、「自分の姿勢の表明なんだ」って気持ちがあって。
 そしてそれは、誰に対するでもなく、一番は自分自身への表明であって。

 だから、僕は彼のことがちょっとだけ不安になったんです。
 俺の知ってるおまえは、そうじゃないはずだぜ。って気持ちがむくむく湧いてきて。


 そうして話をして。
 
 彼とは今もいい仲間です。


 何がどうしてそうなっているのか。

 大切なことは「知る」ことであり、「知ろうとする」ことだと想います。

 選挙っておもしろいよ。

 知れば知るほど、世の中が見えてくる。

 自分のことになってくる。

 自分のことになれば、行動が伴ってくる。

 行動が伴えば、日々が変わる。

 日々が変われば、暮らしが変わる。

 暮らしが変われば、人が変わる。

 人が変われば、社会が変わる。


 どこかで聞いたような、キャッチコピーみたいになっちまいましたが、ほんとそうだなって体感してます。

 選挙よく分からん。
 政治よく分からん。
 候補者の話、よく分からん。
 
 でも、それでも、投票に行くってことは結構たのしい。

 行く意味が、どんな人にも生まれると思うから。

 白票だっていい。

 「わたしにはあなたたちの言葉、想いは伝わって来てないよ」

 ってメッセージが、候補者に伝わるから。


 だから、もう、明日だけど、今まで選挙に行かなかった人たちにも今回から。
 今回から選挙に行って欲しいと想います。
  
 まだ、間に合います。

 明日行けない人は今日、期日前投票が各地で出来ます。
 20時くらいまではどこもやってるはずです。
 仕事、半休とってでも行く価値あると思ってます。

 ぜひ、行ってみてください。



 と、ながなが生意気に無知なひよっこが色々言いました。
 個人的な想いが入り過ぎているので、不快になったり、疑問に思われた方もいるかもしれません。
 ごめんなさい。
 でも、大切なことだと思ったから、書いてみました。

 僕らが胸張れる、次の世代にちゃんと手渡しできる世の中にしていきたいですね。

 読んでくれて、ありがとうございました。



 
 

 


 
 
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by pops-fabric | 2013-07-20 09:04