これからのその先


最近、これからお店を始める、という方からご注文を頂きました。

話したこともなければ、会ったこともない。

このブログで作品を見てくださっていた。

遠く離れた土地の方です。



連絡をくださって、お付き合いが始まりました。

まだ、まったく先は見えないであろう今の状況で

僕の作品を信頼してくれて、

託してくれました。



それはきっと、勝負なんだと思います。

僕とあの人とではなく、お互いの未来との。



「お任せします。」



今の僕の想像力を、こんなにも刺激する言葉はありません。

20代前半の、根拠のない自信で突き進んだあの頃とは違う。
色んな経験をしました。

不甲斐ない自分。
情けない自分。
かっこ悪い自分。
やるせない自分。
口だけの自分。
何も知らない自分。
つもりの自分。

色んな色んな自分を知りました。


そうして、今があります。

儚い自己肯定を超え、終わりのない自己嫌悪を覚え、弱さを知り、それでも僕は僕だって思えた時。

今まで以上に「人をその人として」見ることができるようになりました。

独りよがりはとうに捨てた。

少しずつでいい。

想う場所へ向かうんだ。

理想は捨てない。

器に入らないものは入れない。

自分は自分であるために、あなたもあなたでいて欲しい。

今の自分に出来ることを、出来る限りやろうと思います。



今日も、生きた。
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