ロストインタイムと僕

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 LOST IN TIMEの二枚組ベスト盤が発売されました。
 僕の中で、僕の人生の中でと言っても過言ではない、とても大きなバンド。
 LOST IN TIME。
 発売日の今日(日付変わったので正確には昨日)、一日中聴いてました。
 タワレコ限定の付属DVDもすこぶるヤバかったです。
 良くある活動の総集編やPV集とも違う、彼らのこれまでの10年間が詰まった想い出のアルバムのようでした。
 たび重なるメンバーチェンジの理由や初めてのワンマンの時のこと、結成時の秘話。
 LOST IN TIMEを支える、支えてきた人たちの言葉と共に紡ぎだされる歴史。
 いろーんなことが詰まっていました。
 色んな人たちの愛で成り立っているバンドだと想いました。
 ドラムの源ちゃん(大岡源一郎氏)によるヒストリーブックも赤裸々過ぎて最高でした。
 
 
 そんな源ちゃんとは吉祥寺で良く呑みました。

 初めて出逢ったのは7年前の1月2日。
 吉祥寺の笑笑でした。
 僕は友人の女子との約束にバイトで遅れて参加。
 ひとしきり呑んで、ふと隣のテーブルに眼をやると、そこには観たことのある男子が仲間たちと楽しげに呑んでいるではありませんか。
 でもでも、人違いでも恥ずかしい。
 僕は帰り際に声をかけてみることにしました。



 「あの~、LOST IN TIMEの大岡さんですよね?」



 事実彼は本人で、バンド仲間と呑んでいるプライベートの真っ最中でありました。
 僕は自分がファンであることを告げ、話ができただけでも十分満足だったその時。
 
 「これからどうするの?よかったら一緒に呑み行こうよ!」

 まさかのお誘い。
 行かない理由がありません。
 友人の女子も行くと言っています。(ちなみにLOST IN TIMEのことは全く知らない。)
 女子も行くことになり、男たちは俄然やる気も増した様子。
 それから僕たちは吉祥寺の庄屋で朝まで呑んだくれました。
 
 
 そんなこんなで僕らは呑み友達となり、幾度となく吉祥寺の夜をステキな仲間たちと徘徊しました。
 多い時は週に2~3回は朝まで呑んでいた気がします。
 身体のしんどさも感じず、めちゃめちゃ楽しかった記憶があります。
 

 インディーズながらしっかりと知名度もあり、かりそめではない、現実の歌を唄うバンド。
 僕にとってはほんと、ステージの上の人でした。
 でも、実際会って話してみると、僕と何も変わらない、ただのひとりの人間でした。
 ただ、やっていることがバンドかラーメン屋か(当時僕はラーメン屋で働いていた)という違いだけ。
 飾り気も気取ることも無く、当たり前のように接してくれました。
 

 そうして僕はますますLOST IN TIMEが好きになっていきました。
 

 
 ボーカルの海北さんに会った時も同じ印象でした。
 ファンとアーティストの垣根など微塵も感じさせず、暮らす日々のことを、そのままの言葉で話してくれました。
 PVや雑誌のインタビューやたまに出るケーブルTV?から受ける印象と、実際の印象にまったく差がありませんでした。
 
 そんな二人が軸となり進んでいくLOST IN TIME。
 デビュー10周年を迎え、唄っています。



 手にしたものなど 一つもないまま
 
 背負う負債(モノ)ばかり 増える未来が

 憎しみや愛が入る余地もなく

 ただ僕には 輝いて見えた    (「すべては風の吹くままに」より)


 

 涙腺緩みまくり。
 一通り聴いて、観て、読んで、僕は想いました。
 僕はバンドがやりたかったんだな、と。
 こんな風に人と関わり、生きて来たかったんだな、と。
 

 僕がどんなに助けを求めても、音楽は僕を救ってくれない。
 でも、その音楽を創った人の想いが僕を救ってくれました。
 そんな気がしました。


 これからも大切なモノや、大切なコトや、大切なヒトと、
 寄り添い、手をつないで暮らしていこうと想いました。


 ありがとう LOST IN TIME。

 これからもよろしくね。
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by pops-fabric | 2012-03-08 05:22 | お知らせ