そのまま先へ

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 年内すべてのイベントが終わってはじめて織った作品です。


 こちらは、特に僕の中でも意味のある作品となりました。

 見る人が見たら「〇〇さんぽいね」と、ある人のイメージが湧いてくると思います。
 実際に僕も、織ってる途中から「あの人っぽいな~」と感じていました。
 しかしそれでも、すんなりと織り上げることが出来ました。
 真似をするでもなく、オリジナリティに固執するでもなく、ただただ、「織る」ということができました。
 その時の気分でまっすぐに織り上げたのです。
 自分に何の無理もない状態。
 これってけっこう凄いことだと思うのです。
 完全にポジティブ。
 肯定的精神姿勢。
 PMA。
 
 「僕ってなんだ?」
 「僕のやりたいことは??」
 「僕にできることは?」
 「僕らしさって、、、、?
 
 そんな時期を経験して今に至りました。
 色んな場所に行き、色んな仕事をし、色んな人と出逢い、色んな話をしました。
 色んな影響を受けました。
 
 そうしていま、ひたすら自由に織るという「さをり織り」をしています。
 
 僕は翼を手に入れ、想いのままに飛びまわりました。
 やりたいことをやりたいようにやりたいだけやれる手段を手に入れたのです。
 しかし、表現とは酷なもので、すぐにまた自意識のサイクルに入り込むのです。

 「僕にしかできない織りとは?」
 「この織りで僕らしさは表現できているのか?」
 「誰かの真似になっていないか、、、、、、?」

 そうはいっても、織ることは楽しい。
 考え始めても織る手が休まることはありませんでした。
 溜まった作品を抱え、色んな市に出店しました。
 個展もしました。
 色んな人の作品を見ました。
 色んな人の声を聞きました。

 そうして僕は感じました。
 



 僕はここにいる。




 と。




 いくら探したって自分なんか見つかりやしない。
 自分自身はいつだってここにいる。
 いつだってそばにいる。
 だって、僕は僕なんだから。
 それならば、僕が何を織ろうともそれが僕なんだよな。



 ふと、そう思えたのです。




 人と似てしまうことすら受け入れることができて、僕はもっと自由になりました。
 僕は何にでもなれる。
 何でもできる。(織れる)
 そう思えたのです。

 (もちろんまだまだ出来ないこと、知らないことばっかりですが、、、、、。)


 

 そんな気持ちを持って織り進めた先の作品であります。


 実際に人はどう感じるんだろう。
 
 どう想うんだろう。



 来年もまた面白くなりそうです。


 
 
  
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